■ 放射線科の特徴
当センタ-における放射線科の業務内容は,一般病院の同じ業務に比べ,その業務遂行においてかなりの困難さがあり,時間もかかります。
例えば,脊髄損傷や脳卒中の患者さまの場合,一人では立位又は座位の保持が不可能な患者さまも多く,撮影を行う際には患者さまの両側に介助者が必用で技師2名で行うことが普通です。また,脳性まひの患者さまの場合,緊張が不随意に起こり緩和するまで時間を要します。手指の変形が強い方や,更衣が難しく,介助が必要となります。これらのことを少しでも解消し,スムーズに検査を受けていただくため,X線装置や撮影室,撮影補助具等の工夫を行っています。
CT,MRI検査の場合,重度障害の方や乳幼児は眠っていただいての検査をすることもあるため,撮影前の準備に時間をかけるようにしております。
■ CT・MRI検査
寝たきりの患者さまの移動の軽減,乳幼児の検査をいかにスムーズに行えるかを考えて,検査機器を選んでおります。
CT検査は頭部に関しては1分以内での検査が可能となり,睡眠剤によって眠っていただくことは殆どなくなりました。胸腹部撮影や短時間の静止も不可能な場合は眠っていただいての検査になります。
MRI検査では着脱式MRI専用ベッドの特徴を十分にいかし,頸椎損傷など移動の困難な患者さまに関しては直接病室にMRI専用ベッドを持って行き患者さまの移動を行っています。乳幼児の検査に関しては,頭から全脊髄までの撮影が一連のものとして行えるため短時間で終了いたします。またMRIから発せられる音を和らげるため,ヘッドホンから音楽を流しリラックスして検査に望んでいただけるよう配慮しております。
■ 明るい撮影室
一般に撮影室はX線機器に囲まれ実に殺風景なものです。器機による圧迫感や初めての場所を苦手とする子供さんもいらっしゃいます。子供さまの恐怖感や緊張感を和らげるよう,明るい色の壁に張り替え,ポケモンやアンパンマンなどの絵を貼ってスムースに検査が進むよう努めております。
■ 小児の検査について
小児のCT,MRI検査を行うに当たっては眠っていただくことが必要な場合があります。そのため看護師や親御さまの協力で,前日の睡眠時間を極力短くして頂き,午前中は運動・遊びなどを行い,睡眠剤の使用を最小限に抑える努力をしております。また睡眠剤の投与に適さない患者さまに限っては深夜に検査を行うこともございます。
■ 泌尿器科検査の対応
泌尿器科検査は二分脊椎,脊髄損傷の患者さまをはじめとした,神経性膀胱障害,排尿障害の検査が多く行われます。X線透視撮影台に,便座が直接取り付けられるように改良し,立位保持が困難な患者さまには座位での検査ができるようにしております。また,排尿時撮影という一瞬のタイミングを捉える検査のため,様々な工夫を行っております。
■ 耳鼻科燕下造影の取り組み
患者さまが食事を取って,噛んで,飲み込む一連の流れ(摂食・咀嚼・燕下),また誤燕有無の確認は食事指導を行う上で重要な検査であり,VF(透視下ビデオ撮影)を行っております。
| ■ 撮影機器設置場所 |
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設置場所 |
機種 |
メーカー |
規格 |
取得年度 |
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5階 |
全身用CTスキャナ- |
東芝メディカル |
Asteion VR |
H12 |
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遠隔操作X線テレビ装置 |
日立メディコ |
Medites-5000 |
H10 |
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画像サーバー |
東芝メディカル |
TFS-7000 |
H16 |
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3階 |
外科用イメージ |
シーメンス |
ジレモビール
compact
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H17 |
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外科用イメ-ジ |
シ-メンス |
ジレモビ-ル
2000-2 |
H6 |
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1階 |
CRシステム |
コニカミノルタ |
REGIUS170・370
570
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H16 |
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X線撮影装置 |
東芝メディカル |
KXO-80G
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H16 |
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パノラマX線撮影装置 |
朝日レントゲン |
AUTO-1000 |
H3 |
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X線骨密度測定装置 |
ルナ-社 |
DPX-L |
H4 |
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磁気共鳴断層撮影装置 |
シーメンス |
Symphony |
H12 |
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X線撮影装置 |
東芝メディカル |
KXO-80G |
H16 |
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病棟 |
回診用X線装置 |
東芝メディカル |
TR-100-P-1 |
S58 |
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回診用X線装置 |
東芝メディカル |
AMX-4 |
H8 |
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